苦戦!収穫!

7月下旬からスタートした収穫が、ついに昨日終わりました!

ひろーい畑の草を採って採って採って!
脱穀脱穀脱穀(足踏みガラガラガラ…)!
ひたすら干して干して干した、ハードなハードな約一か月弱でした。

 

昨年から約12倍に拡大した畑。
間引きや除草も広くなった分大変だったが、脱穀は倍率以上の大変さだった…。

作業は天気を見て、早朝3時半に起きて始まり、
約5時間身体を動かし、疲労しながら採っては脱穀。

採ったものは天日で3日以上干してしっかり乾かす。

今年は全然晴れなくて、天気予報も当たらないときた。(毎日数時間ごとにお天気アプリとにらめっこ)
夕立が来たら取り込んで、日が照ったらまた広げて、
湿気がたまると色が悪くなるから家にいても気が抜けません。

昨日採った草も、あいにくの雨で絶賛部屋干し中です。
除湿器を回してはみますが、イマイチ。自然のお天道様の力が恋しい。

 

大好きでやっているほうき作りなので、あんまり大変さを強調すべきではないのですが、収穫は他の農作業と比べ物にならないくらい苦しい戦いでした。

でもこれで、たくさん草が採れました。
これからいよいよ、ほうき作りが始まります。

休み上手になりたい

昨日、ついにほうきたちの出穂を確認しました!

顔を出すほうきの穂。今年は上手くできているだろうか。

 

農作業をやる日は、朝7時には作業を始めるようになりました。

まだ本物の農家さんに比べたら遅い方ですが、
収穫作業までには5時作業開始!を目標に、
これからちょっとずつ身体を慣らしていく作戦です。

朝の畑に吹く風は、さわやかで気持ち良くて、
辛いかなと思っていた早起きも、それほど苦ではありませんでした。

でも、相変わらず作業を終える10時ごろには熱中症気味に…。

原因は、水分補給不足と休憩時間の短さ。
分かってはいるのですが、作業に集中すると、ついつい休むのを怠ってしまいます。
特に独りで作業していると。

野良仕事で大事なのは、適度にサボること。
日本の学校教育では、つねに一生懸命さが求められるが、農作業ではそうはいかない。
休んで食べて、無理をしないことが、仕事をちゃんとやるために必要なのだと実感しています。

電動工具には『定格時間』というのが存在します。
『定格時間』とは、その工具を1時間のうちにどれだけ使っていいのかを表すものです。

定格時間30分なら、1時間のうちに連続30分使って、残り30分は休ませなければならないということです。
あるいは、10分使って10分休む、の繰り返し。

人間も、30分動いたら10分休むとか、
きっちり決まった時間を休んで働かないと、機械と同じように壊れてしまう。
実際に体調を崩して、そう実感します。

人間の定格時間は、何分ぐらいなのだろう。
決まっていたら、休憩も取りやすいのになぁ。

 

除草と中耕

7月になって暑さも本格化。
この暑さで、ほうきも急激にでっかくなってきました。

それと同時に、畝間・株間の雑草も急成長。
気を抜いている間にだいぶ覆われてきたので、
先週から重い腰を上げて、せっせと雑草取りに励んでおりました。

地面に這いつくばって、ほうきの中を潜るように進みながら、
地道に抜いては進み、抜いては進み。
(後から考えたら、この作業は立鎌でやっても良かった。この反省は来年に)

ほうきがみずみずしいので、中はさながらプールのようでした。

 

そして今日は機械で中耕作業。
借りてきた助っ人のQTくんに畝間を走ってもらいました。

さすが機械。早いは早い。
でも、なかなかの暴れ馬で、コントロールするのに思っていたより体力が削られた。
あと、何株か犠牲にしてしまいました…。

機械は早いけど、コストと掛かる時間、それで生まれる成果によっては、
手作業の方が良いときもあるのでしょう。

作業内容によって、工夫の余地はたくさんあるなぁと、これも来年への反省です。

若干熱中症気味になりながら、今日の作業は終了。
農家に梅干が常備されている理由を、身をもって理解した気分です。

TOKYO FM「みらい図鑑」

TOKYO FMのラジオ番組「みらい図鑑」さんにて、私のほうき作りをご紹介していただきました!

http://www.tfm.co.jp/miraizukan/index.php?itemid=124716

「みらい図鑑」は、100年後につなげたい“ヒト・モノ・コト”を集めたラジオ番組です。

番組は上記URLでも絶賛配信中。
(緊張で裏返った私の肉声が聴けます 笑)

このような場で、美しいナレーションに乗せて、全国へほうきのことをご紹介いただけるとは、
はじめ番組を聴いたときは、なんだかもう、もじもじしながら、感無量!でした!

ありがとうございます。

 

ほうき作りって、昔の資料を調べてみると、
地味の悪い土地でも作ることができたから、この地域に根付いたもので、
農家の副業としてのほうき栽培は「貧村の表現」でもあったといいます。

貧しい土地の経済を支えたほうき。

戦後、ほうき作りが割に合わない仕事となると、
ほうきを作る農家は減り、作る人も減って、
だんだん知っている人もいなくなり―。

師匠の酒井さんがほうき作りを続けていたのは、奇跡に近いと私は思っています。

民具の中でも、まだまだ現代の生活で役割を持っているほうきだからこそ、
100年後の時代にも、つなげていければと思います。

間引き、滝行の如し

雑草のような見た目から、だいぶ作物らしくなってきたホウキモロコシ。
今週はずっと間引き作業でした。

大きくなるで放っておくと後々の生育に影響が出そうなので、
なるべく今の時期、葉っぱが5~6枚のときに終わらせたかったのですが、

流石は700㎡の畑だけあった、すぐには全然終わりません。


雨に打たれながら、


太陽に焼かれながら、


やっとここまで!

今週終えたのは、前半にまいた種の分。
1週間遅れでまいた分は、来週引き続き間引きます。

 

土づくりや種まきは楽しくできたけれど、
間引き作業は流石にキツい!

百姓根性、心と身体が鍛えられる気分です。

 

 

 

greenz.jp

ウェブマガジンgreenz.jpさんにて、私のほうき作りをご紹介していただきました!

http://greenz.jp/2017/06/08/hukushimaazusa/

greenz.jpさんは、「一人ひとりが『ほしい未来』をつくる、持続可能な社会」を目指す非営利のメディアです。
ライターさんの柔らかな物腰と鋭い眼で、じっくり丁寧にほうきのことを書いていただきました。

インタビューを行うライターさんって、話を引き出すのがめちゃくちゃ上手くて、
頭の隅では考えてはいるものの、あまり意識したり口に出したりしないことまで、しっかり拾い上げてくれます。

頭の引き出しに全部シリコンスプレー吹きかけられて、スイスイ必要なことを見つけて整理してくれる、そんな気分。

一人で黙々とものづくりをやっている者にとって、こういったライティングは凄く有難いものです。

農業新聞とほうきの成長

日本農業新聞に、掲載していただきました!
たぶん、おそらく、本日発行の北関東版?の地域?のページにいます。

というのも、実物を見ていないもので。
(購読されている知り合いから連絡をいただき知りました。ありがたや。)

農業新聞ってどこで買えるのだろう。

 

先日種をまいたほうきたちは無事発芽し、順調にすくすく育っています。

あと一週間もすれば間引きかな。

種まき完了!

先週と今週とで、ほうきの種をまきました!
一気に全面やる予定でしたが、用意した種が足りず、2回に分けての作業となりました。


作業の様子。畝はまっすぐが命!なのでガイドを引いて、


足を引きずるようにして溝を掘ります。


作った溝に、種をぱらぱら筋蒔き、足で土を被せる。


手前が種まき前、奥が種まき後。
トラクターの人工的な土面から、だんだんと柔らかな表情へ変化していくのが、
なんだかさざ波を見ているようで、暑い日差しの中作業する身にとって、ささやかな癒しでした。

22日は畑の60%を、そして本日29日、残り40%分の種を再度外すところからやって、無事畑全面まくことができた。

作業時間は合わせて6時間。
身体もだいぶ暑さに慣れてきた様子です。

今週の雨が上がった頃には、ほうきの赤子たちが姿を現すことでしょう。

 

天気に急かされ、施肥②

今年の種まきは26か27日だ!と思っていたのですが、

なにやら木曜日あたりに雨が降るというのを予報で見て、
急きょスケジュールを前倒しにすることにしました。

種まき前に雨が降ってしまうと、土が固くなって作業がしづらくなるのです。

 

今日は、来週明けにやろうと思っていた石灰散布を済ませてきました。

20kgの袋を6袋。計120kgを、例年通り花咲か爺さん気分で撒いた。
石灰散布って、牛ふんのときと違って、どこに撒いたか一目瞭然だから、なんか楽しいんです。

700㎡の広さにも慣れてきて、だいぶ作業に物怖じしなくなってきました。
でも、本物の農家さんは、もっともっと広い畑相手に毎日毎日仕事してると思うと、…凄いなぁ。

夏までに、がつんと体力つけとかなくては。

施肥①と農機デビュー

5月とは思えない夏の日差しの中ですが、待ちに待った畑の土づくりが始まりました!


前日に堆肥(牛ふん)を撒いて、


次の日、耕運機『菜太郎』登場!(安心の6.3馬力!)


耕運機に引きずられるように、畑を行ったり来たり。


約5時間、2回耕して、見事雑草がいなくなりました!

 

初めての耕運機。素人でも使えるものなのかと不安でしたが、
硬い土を耕したときは一瞬暴れるも、基本的にはおりこうさんな機械でした。

今まで鍬のみで耕してきた者としては、一瞬で耕せてしまうのはなんとも快感で、
耕運機、凄く楽しかったです!

 

今回登場した『菜太郎』君は、(株)伊藤農機さんのレンタル農機を利用しました。

耕運機ってめちゃくちゃハードルの高いものかと思っていましたが、そんなことはなく、
(レンタル農機利用者の9割は初めての方らしいです!)

素人にもわかりやすく!優しく!丁寧に!使い方を教えていただけるので、
全くの初心者でも安心して使うことができました。

畑始めて3年目にして、ついに農機デビューを果たすことができた。
伊藤農機さんに感謝です。