月別アーカイブ: 2016年12月

来年の豊作を祈願して、2016年畑の反省

年末の大掃除やらなにやらを終えて、ようやく年越しを迎える準備ができました。

しめ飾り

来年の豊作(ホウキモロコシ)を祈願して、今年もほうき100%のしめ飾りを作成。

シンプルだけど、願いがこもっていればよし。
文化は人間の都合の良いようにできていると信じています。

しかし、願っただけで良い結果が得られるわけもないので、
年を明かす前に今年の畑について振り返ってみたいと思います。

〈草の採れ高〉
今年は野菜にうつつを抜かさず、畑全面めいいっぱいほうきを作ったが、
結果は大小合わせて約30本のほうきと、約20人分のワークショップ用の草の収量でした。
とりあえず、持てる力(土地の面積)は尽くしたが、やっぱり草はジリ貧。全然足りなかったです。
⇒来年は約700㎡の畑をお借りすることができたので、全面めいいっぱい耕します。

〈草の質〉
昨年ほどではなかったが、今年も芯立ちが多かった!
師匠のところも、常陸太田の人たちも、今年は芯立ちが多いと言っていたので、
どちらかというと天候の問題だったのかも(梅雨時期雨が少なかった)。
土自体は2年耕したおかげでずいぶん良い状態(フカフカ)になっていました。
元肥にプラスした鶏ふんは、良くも悪くもあまり効果は実感できず。
⇒今年師匠が石灰窒素を試してみて良かったと言っていたので、来年はこちらを試してみようと思います。

〈収穫について〉
今年の夏場は雨が、多く天候も不安定で、収穫の計画がとても立てづらかったです。
ほうきは収穫するのに、3日間晴れの続く日を選ばなければならないのですが、
晴れの日が続くときに限って勤め(バイト)があったりして、なかなか収穫に踏み切れず。
特に2番ぼうきは収穫がずっとできなくて、硬い草になってしまったのが残念でした。
⇒来年は畑の広さも大きくなるので、毎日畑に出られるようなライフスタイルを目指します(つまり、日中の勤めを辞める)。

 

来年こそは、良い草をたくさん採ることができるでしょうか。
しっかりと畑に向き合って、豊作の夏を迎えたいと思います。

冬のくつろぎ仕事

日常が充実していると、ついブログの手が止まってしまうもので、
気付けばもういくつ寝るとお正月。早いものです。

さて、今月は色々あって、
一番嬉しい出来事としては、来年ほうきを育てる大きな畑が決まったこと。

ある方がご縁を繋いでくださり、
地元の方から使っていない土地を貸していただけることになりました。
有難いことです。

土地の広さは約700㎡。今年の面積の約12倍。
たくさんの方々に助けられて、ここまで来れました。
ますます、ますます頑張らねばなりません。

で、本当に12倍も畑をできるものなのかと、おっかなびっくりではありますが、
来年の畑の準備をちょっとずつ進めております。

種

秋のうちに採っておいたほうきの種は、
『カラハシ』という竹を二つに割った道具で脱穀。

そしてここからが冬の仕事。
脱穀したものは粒同士が繋がっているので、一つひとつ外していかなければなりません。
(外さないと、発芽した後の間引きで、残すべき株も一緒に抜けてしまうのです。)

種を外す

今年まいた種の量は約2合だったので、来年必要なのは、約24合。

幸い、この作業はこたつでできる。

こういう地道な仕事は喜びを纏わせないと続かないので、
お休みがてら、好きな音楽でも聴きながら、くつろぎながらやっています。

でも肩は凝る…。

春の芽吹きが待ち遠しいです。

ダイコン畑の様子

久々の、畑からこんにちは。

ダイコン畑

ほうきの後に植えたダイコンはちょっとずつ大きくなっています。
成長は遅いものの、冬の畑は管理が楽で良いです。

ミニ大根

試しに一本。小さめの品種なのでカブみたい。

立派大根

そこそこ立派なのもいました。

どんな味になったかは、明日の夕食までお預けです。

12月。一年の納め月

11月を走り終え、お陰さまで12月を迎えることができました。

11月は詰め込みすぎて、ちょっと息切れモード。
ですが、今月は1年の仕事納めをちょっとずつしていかねばなりません。
(会計とか、会計とか、大掃除とか)

ほうきの草はあとちょっと(ワークショップ用にしようかなぁと思っている)となりましたが、
穂から種を外すという、次の畑の準備もあったり。

ありがたいことに、種外しはこたつでぬくぬくしながらできる仕事。

12月はただでさえ忙しいので、ゆっくりゆっくり行きます。