月別アーカイブ: 2018年4月

今年の種外しの行方

種まきに向けて、種を一粒一粒に外す作業。めちゃくちゃ時間がかかります。
例年こたつの中でぬくぬくゆっくり進めていたのですが、今年は冬場に全然進められませんでした。

なので、新たな道具を導入。

木枠に農業用ネットを張った、その名も「せんべつくん」です。

約5mm四方のグリッドが、ちょうど一粒の種をだけを通してくれるので、
種を手で揉んで「せんべつくん」にかけるだけで、作業効率がぐんとアップ!

…書いてみると、なんだか通販の謳い文句みたいである。

まあでも、4升(40合)を一気に選別したので、
これでも5時間くらいはかかりました。

地味に時間のかかる作業が終わって、ほっと一息です。

今年の工房からの風

昨年、登るべき頂(!!)だと思って挑戦した「工房からの風」。
今年は、「工房からの風」を一緒に作っていく出展経験者「風人(かぜびと)」として関わらせていただくことになりました。

先週から土日の4日間、galleryらふとにて開催いたしました「風のケミストリー」は、そんな風人の中から10名の作家が集った展覧会でした。

お越しいただきましたみなさま、ありがとうございました。


片道約56kmの道のりを毎週軽トラで通って、
慣れない道が通い慣れた道となり、
ほかの風人さんたちやスタッフさんたちとたくさんお話ができて。

風人のみなさんの仲間に加わり、
また「工房からの風」に関わらせていただけるのだなぁと、
しみじみ、しみじみ、帰りの車の中で噛みしめておりました。

今年の「工房からの風」にはどんな出展者さんたちが集まり、どんな空間が生まれていくのか。
昨年とは違った立ち位置で、あのドキドキわくわくの瞬間に立ち会えることが、嬉しくてなりません。

耕しました

ゆっくりと、今年の畑作業がはじまっています。
今日は春土用前の耕起作業。ずっと休ませていた畑を耕運機で耕してきました。

生えはじめてきていた雑草たちを一網打尽にし、すっきりしました。

耕起作業をすると必ずといっていいほど、空飛ぶお友達がやってきます。
たぶん、土を起こすことで餌となる虫が食べやすいんでしょうね。

今日はつがいと思しきカラス2匹が、ずっとそばにいました。

畑にはいつも何かかいるから、
1人作業でも寂しくありません。

春を満喫、乙女のつくば道

乙女のつくば道 企画「職人の庭」、2日間とも暖かく楽しい陽気に恵まれ、無事終えることができました!


卓上ほうき作りのワークショップは、皆さんほうきの編み編みに苦戦されながらも、
両手と指の使い方をマスターされて、良い感じに仕上げられておりました。

飛び込み参加の方や、リピーターの方も来ていただけて、嬉しかったです!


出来上がりは湿っているので1日干した方がいいですよ、と言ったら、
カバンに提げてくれました◎

 

ちなみに、今年は昨年以上に職人仲間が増えて、


冬の味方のはんてん屋さん。


毎度おなじみ、綿のことを色々教えてくれる布団屋の斎藤さん


カラフルで元気をもらえる、靴下作家の前田さん。


そして、ほんまもんの藍染(天然藍灰汁醗酵建て)をやっている風布さん


裏のお庭では、勢司さんの竹かごと、い草のボッチ傘もプチ展示。
(ご本人は別の行事と重なったため、28日に先行してワークショップをされました。)

 

今年は春が早くやってきたため、佐治右衛門邸さんの枝垂桜は残念ながら散ってしまっておりましたが、
ぽかぽか陽気で、のんびりと春を満喫させていただきました。

お越しいただきました皆さま、ありがとうございました。
また来年も、つくば道でお会いしましょう。