気合十分!準備も十分?
明日14日(土)より2日間の、「第15回 工房からの風」への出展、
やっと準備が一段落しました。
思い残すところがないわけではないけれど、
やりたい!と思ったことは、やり切った。
余裕があれば、ハマグリほうきの実演も予定しております。
愉快なほうきたちと共に、ご来場お待ちしております!
気合十分!準備も十分?
明日14日(土)より2日間の、「第15回 工房からの風」への出展、
やっと準備が一段落しました。
思い残すところがないわけではないけれど、
やりたい!と思ったことは、やり切った。
余裕があれば、ハマグリほうきの実演も予定しております。
愉快なほうきたちと共に、ご来場お待ちしております!
先週と今週とで、ほうきの種をまきました!
一気に全面やる予定でしたが、用意した種が足りず、2回に分けての作業となりました。
作業の様子。畝はまっすぐが命!なのでガイドを引いて、
足を引きずるようにして溝を掘ります。
作った溝に、種をぱらぱら筋蒔き、足で土を被せる。
手前が種まき前、奥が種まき後。
トラクターの人工的な土面から、だんだんと柔らかな表情へ変化していくのが、
なんだかさざ波を見ているようで、暑い日差しの中作業する身にとって、ささやかな癒しでした。
22日は畑の60%を、そして本日29日、残り40%分の種を再度外すところからやって、無事畑全面まくことができた。
作業時間は合わせて6時間。
身体もだいぶ暑さに慣れてきた様子です。
今週の雨が上がった頃には、ほうきの赤子たちが姿を現すことでしょう。
乙女のつくば道が終わり、春らしいゆったりとした時間を過ごしています。
私事ではありますが、3月いっぱいでメインの勤め(ライスワーク)を止めました。
―700㎡の畑にどれぐらいの労力が必要なのか。
―お天気とうまく付き合って作業できるのか。
そんな心配からの決断です。
なにより、もっともっとほうきが作りたい。
ほうきの形も、作者の姿も、作る時間でしか刻むことができないから。
仕事がなくなったことで、一日がこんなに長いものだったのかと、
桜の咲き始めた公園を散歩しながら改めて実感いたしました。
新たに出来た時間を無駄に過ごさないよう気を付けつつ、
今まで仕事に注いできたエネルギーを、これからほうき作りに注いでいきます。
確定申告を終えました。
この開放感たるや。
今年はちゃんと見てもらおうと、税務署の相談会へ行ってみました。
計算間違ってないかな?と、最初はおっかなびっくりだったが、
無料相談の税理士さんが優しく色々教えてくれた。
(ちゃんと帳簿付けてて良かった)
お陰で来年から郵送で申告する自信もつきました。
雨だし遠かったし寒かったけど、
行って良かった相談会。
お金のことと言えば、今年の備品も色々購入中。
買い物するたびにいちいち帳簿を付けるのは本当に面倒なのですが、
お金の出入りを客観的に見れるようになるのが簿記の良いところ。
簿記を付けるようになってからは、大きな買い物にもそれほど抵抗がなくなり、
必要なものをちゃんと仕入れられるようになりました。
(昔はホントに、『お金を使うこと=悪いこと』と思っていて、買い物が苦手だった)
簿記、様様です。
それにしても、こんなに大量の竹を購入したのは人生初。
長さ2m。直径6分が100本、直径8分が50本。国産材で、油抜き済み。
値段はしめて8万強。我ながら頑張った。
まとめて買った方が安くつくので、ここはぐっと我慢です。
年が明けてもう4日。
遅くなりました、2017年。あけましておめでとうございます。
今回の年越しは家を離れて色んな所へ行き、ゆっくりのびのび過ごさせていただきました。
初詣は、今年は特別。厳島神社。
ここのご利益は交通安全が有名らしいですが、
いかんせん人が多くお参りするのに必死で、
何のお願いもしないままお参りは終わってしまいました。
まあ、お願いというのは、神様のご利益があろうとなかろうと、
具体的に自分の頭に思い描いて行動することに意味があると思いますので、
ここで2017年の目標を具体的に示して、初詣の補完をさせていただきます。
2016年は、ものすごくたくさんの人に助けられて、道を進むことができた年だったと思います。
本当に、ありがとうの連続でした。
2017年は、繋いでくださったご縁を大切にしながら、
引き続き、ほうきの道を歩いていきたいと思います。
今年の目標は具体的に、そしてシンプルに。
「700㎡の畑と500本のほうき」
一年というものは、やりたいことの3割もできないくらい短いものなので、
2017年はあんまり欲張らずに、やるべきことに集中します。
以上、本年もよろしくお願いいたします。
11月を走り終え、お陰さまで12月を迎えることができました。
11月は詰め込みすぎて、ちょっと息切れモード。
ですが、今月は1年の仕事納めをちょっとずつしていかねばなりません。
(会計とか、会計とか、大掃除とか)
ほうきの草はあとちょっと(ワークショップ用にしようかなぁと思っている)となりましたが、
穂から種を外すという、次の畑の準備もあったり。
ありがたいことに、種外しはこたつでぬくぬくしながらできる仕事。
12月はただでさえ忙しいので、ゆっくりゆっくり行きます。
梅雨のような雨続きのこの頃、たまの晴れ間はものづくりにおいても有難い。
ほうきに使う糸を柿渋で染めています。
柿渋、非常に独特のにおいの液体ですが、
染めたものに防水・防腐機能を追加してくれる自然の恵み。
鉄媒染にすると、さらに強靭さが追加されるといいます。
昔は野良着の染めや漁具の網を強くするのなんかに使われていたそうな。
(『柿渋(ものと人間の文化史)』で読みました。)
ブルーの綺麗な藍染も、もとは野良着に虫よけ機能を追加するものだったらしい。
(同じく『野良着(ものと人間の文化史)』で読みました。)
草木染めの元祖?の薬草染めは、万が一ケガをしたとき薬草で染めた野良着で縛って、傷口を保護するためだったとか。
(記憶の彼方、どこかのウェブサイトで読みました。)
染色というと、布や糸に綺麗な色や模様を付けるものという印象ですが、
繊維に機能性を付与する側面があることの方が、私としては興味深かったりします。
今染めている糸は、3回染めて鉄媒染。
11月に向けて準備中の作品とワークショップで使う予定です。
晴れ間が出たので、ついでにトウガラシも干しました。
手狭になってきたので引っ越していました。
新しいほうき部屋は本畳のお部屋。広くなりました。
長押には、来年度以降大量の材料をストックするために、
SPF材を「目違い付き掛け合わせ継ぎ」で継いでビスで留めるという、
手抜きなのか拘っているのか、よく分からない構造の棚を設置してみました。
継手、無駄な部品や出っ張りなしで強度が確保できるので好きなんです。
長押は大量のほうきも掛けられるので、便利ですね。
材料と作品保管場所が確保できたので、これからほうき作り頑張ります。
はじめましての方、はじめまして。
そして、Facebookをご覧くださっている方、いつもありがとうございます。
ほうきのことを知れば知るほど、ちゃんと書き残したいという思いが募り、
Webサイトを開設いたしました。
これからはこの場所で、ほうきのことを記録していきます。
まだまだコンテンツは少ないですが、
畑をやり、ほうきを制作する中で増やしていきますので、
どうぞよろしくお願いいたします。