日別アーカイブ: 2016/12/27

来年の豊作を祈願して、2016年畑の反省

年末の大掃除やらなにやらを終えて、ようやく年越しを迎える準備ができました。

しめ飾り

来年の豊作(ホウキモロコシ)を祈願して、今年もほうき100%のしめ飾りを作成。

シンプルだけど、願いがこもっていればよし。
文化は人間の都合の良いようにできていると信じています。

しかし、願っただけで良い結果が得られるわけもないので、
年を明かす前に今年の畑について振り返ってみたいと思います。

〈草の採れ高〉
今年は野菜にうつつを抜かさず、畑全面めいいっぱいほうきを作ったが、
結果は大小合わせて約30本のほうきと、約20人分のワークショップ用の草の収量でした。
とりあえず、持てる力(土地の面積)は尽くしたが、やっぱり草はジリ貧。全然足りなかったです。
⇒来年は約700㎡の畑をお借りすることができたので、全面めいいっぱい耕します。

〈草の質〉
昨年ほどではなかったが、今年も芯立ちが多かった!
師匠のところも、常陸太田の人たちも、今年は芯立ちが多いと言っていたので、
どちらかというと天候の問題だったのかも(梅雨時期雨が少なかった)。
土自体は2年耕したおかげでずいぶん良い状態(フカフカ)になっていました。
元肥にプラスした鶏ふんは、良くも悪くもあまり効果は実感できず。
⇒今年師匠が石灰窒素を試してみて良かったと言っていたので、来年はこちらを試してみようと思います。

〈収穫について〉
今年の夏場は雨が、多く天候も不安定で、収穫の計画がとても立てづらかったです。
ほうきは収穫するのに、3日間晴れの続く日を選ばなければならないのですが、
晴れの日が続くときに限って勤め(バイト)があったりして、なかなか収穫に踏み切れず。
特に2番ぼうきは収穫がずっとできなくて、硬い草になってしまったのが残念でした。
⇒来年は畑の広さも大きくなるので、毎日畑に出られるようなライフスタイルを目指します(つまり、日中の勤めを辞める)。

 

来年こそは、良い草をたくさん採ることができるでしょうか。
しっかりと畑に向き合って、豊作の夏を迎えたいと思います。