畑の酸度を測定。pH5.5~6.0でした。
「ほうれん草の生えないところにほうきは生えない」
と師匠は言います。
酸性土壌に弱いほうれん草の適正pHは6.3~7.0ぐらい。
昨年師匠の畑を測定させてもらったら、pH6.5でした。
現在の私のほうき畑は約84平方メートル。
なので、5kg程の石灰を施す予定です。
畑の酸度を測定。pH5.5~6.0でした。
「ほうれん草の生えないところにほうきは生えない」
と師匠は言います。
酸性土壌に弱いほうれん草の適正pHは6.3~7.0ぐらい。
昨年師匠の畑を測定させてもらったら、pH6.5でした。
現在の私のほうき畑は約84平方メートル。
なので、5kg程の石灰を施す予定です。
昨日より今日、今日より明日の精神で、
ここのところ毎日、穂のないホウキモドキに取り組んでいます。
毎日やると、面白いくらいほうきのことが分かるようになってきます。
特に、手がキャッチする情報量がハンパない。
人間の手は脳ミソよりも賢いのでは、と最近の私は思っています。
練習で溜まったガラは、畑に積み立てて堆肥貯金。
捨てなくていい、というのは本当に気持ちが良いものです。畑様様。
つくばのほうきのこと書き記す貴重な資料に、『茨城県の農家副業 第四編』という本があります。
大正8年、農村の発達のために編纂されたこの本は、県内各地の農家副業を調査・記録したもの。
現代っぽくタイトルを付けるとすると、『農家のための副業マニュアル!』という感じでしょうか。
そしてその中に、「筑波郡大穂村の草箒」という章が登場します。
ここには、大穂村(現つくば市大穂地区)におけるほうき作りの歴史から、草の栽培法、収量、栽培に必要な人員、道具、加工法、収支に至るまで、ほうき作りに関するありとあらゆる情報が記録されています。
当時のほうき作りについて知ることができる、私にとってはそれはそれは有難い、聖典というべき本。
いつでも取り出して読めるように製本してみました。
(ちゃんと裏には「国立国会図書館デジタルコレクションより」と記載しています。こんな貴重な資料をネットで読めるとは、情報社会ってすごいです。)
本という物体に再加工することで開くのが楽しみになり、より「大事にしよう」って気持ちも沸いてくる。そういう作戦です。
ほうきの種まきは5月下旬~6月上旬。
現在の畑は、まだこんな感じです。
凹んでいるのは足跡。写真だと分かりにくいですが、フカフカでモチモチ~っと気持ちいい触感。
一年間耕して、だいぶ良い土になってきました。
こちらは昨年冬に新たに開墾した土。
堆肥を入れて寒起こしをしたものの、まだまだ固いです。
幸いなことにほうきはどんな土でも育ってくれますが、やっぱり畑は使ってなんぼです。
生え始めた雑草たちを抜きながら、冬の間に固まった身体をほぐした今日。
一足先に植えつけたジャガイモは、元気に芽を出しました。
ハマグリ型を練習しています。
中サイズでも、片手に収まるか収まらないかの太さ。左手の親指付け根が攣りそうになります。
柄の長さも地味に堪えます。
今年度の目標は、横綱サイズを作ること!と、つい先月に決めたのですが、
横綱サイズはハマグリ型の玉を2つ合体させて作る、穂首のところの幅が12cmを超える超巨大ほうき。
片手どころか、両手にも収まらないサイズです。
今はまだ良いが、本番は穂があるからもっと重くなるわけで、
中サイズでヒーヒー言っているようでは、筋力が圧倒的に足りていません。
大切なのは、左手の保持力!
ということで、しばらくトレーニングに明け暮れます。