今週からほうきの制作が始まりましたが、ブログはもうちょっと畑の話を。
2015年に猛威を振るったアブラムシが、今年も大量発生しました。
収穫前は元気だったほうきたちですが、収穫半ばになるころには無残な姿に…。
今年は「工房からの風」出展を見据えて早めに種をまき、早めに収穫を始めたので、
なんとか穂に影響する前に収穫を終えられたのが幸いですが、
こうも酷く枯らされると、収穫後とはいえ気持ちは下がります。
師匠の畑や、常陸太田の「種継人の会」さんの畑では、アブラムシの発生は見られなかった模様。
梅雨の少雨、耕作一年目の土壌、石灰窒素の散布、周辺の耕作放棄地。
そういえば春ごろから蟻がたくさんみられたような。(蟻はアブラムシと共生関係にある)
思い当たる節はいくつかあります。
収穫後の株を刈払機でなぎ倒しても気持ちは収まらず。
どうも株ごと枯らされてしまったみたいで、今年の二番ぼうき(ひこばえ)は期待できなさそうです。
草の手入れに雑草に、カビやら虫やら、夏は考えることが多すぎて落ち着く暇がありません。
そう思うと、さむーい冬は、気にすべきことが少なくて、
ものづくりをやるのにとても適した季節なのだなぁと。
夏の忙しさを体験すると、冬が恋しくてたまらないです。