投稿者「フクシマアズサ」のアーカイブ

掲載されました!

4月22日(土)発行の、茨城県の地域情報誌『常陽リビング』さんで紹介していただきました!
目指せ!ほうき職人!

学生時代、師匠との出会いから、ほうきをやろう!と思うまでの道のりがまとめられています。

しかし、「縁もゆかりも金もない」には思わずニヤリ。
今は、金はなくとも、縁とゆかりにはたくさん恵まれております~

 

木を削る

ちりとり、削りはじめました。

刳りものによる制作ということで、どう量産するか(機械などを駆使して効率良くするか)考えたものの、
なんだかそれは違うのでは?という気持ちに駆られて、結局愚直に削っていくことにしました。

選んだ木材はキハダ。
サクサク気持ち良く削れる樹種です。

削る触感は、樹種によって本当に変わります。

試作で使ったのは硬っっったいサクラで、
削っているときの頭の中は、「硬い!辛い!でも良い形にせねば!どうすればラクに削れるんだ!うぅ辛い!こういう形にしたいのに!」

キハダの場合は、「もう少し深めに削ろうかな。これより薄くしたら脆くなるから、厚みはこれくらいで。それなら角はこういう形が良いな、鑿跡も良い感じに残そう。」

そういった気持ちは出来上がっていく形に現れるもので、
キハダを削った形には、気持ちの余裕が垣間見えます。

樹種により触感が違い、触感が違うから形も変わる。

今回の刳りものちりとりは、削っていくうちに現れてくる形に素直になってみようと思っています。

新年度の始まりに

乙女のつくば道が終わり、春らしいゆったりとした時間を過ごしています。

私事ではありますが、3月いっぱいでメインの勤め(ライスワーク)を止めました。

―700㎡の畑にどれぐらいの労力が必要なのか。
―お天気とうまく付き合って作業できるのか。
そんな心配からの決断です。

なにより、もっともっとほうきが作りたい。
ほうきの形も、作者の姿も、作る時間でしか刻むことができないから。

 

仕事がなくなったことで、一日がこんなに長いものだったのかと、
桜の咲き始めた公園を散歩しながら改めて実感いたしました。

新たに出来た時間を無駄に過ごさないよう気を付けつつ、
今まで仕事に注いできたエネルギーを、これからほうき作りに注いでいきます。

春の憩い 乙女のつくば道 終了!

乙女のつくば道「職人の庭」、昨日今日とでやってきました!

今年の会場も、神郡地区『佐治右衛門邸』のお庭。

普段はゆるやか~な空気の流れる地区なのですが、
イベントでは、竹!布団!ほうき!和裁!の渋い時間が流れていました。

ゆる~いけど、本気な2日間。
お越しいただきました皆さん、ありがとうございました。

春の風物詩 乙女のつくば道

ゆけゆけ、乙女のつくば道 企画「職人の庭」、もうすぐ開催です!
(写真は昨年の様子、縁側がポカポカ。ほうき作りに最適な環境でした)

昨年夏に育てたホウキモロコシ(残りわずか!)で作っていただくのは、
ミニミニサイズのコーヒーブラシ。

このイベントで、昨年の草は最後となります!

 

他の職人たちによるワークショップも、
どれも日々を楽しく暮らすのに一役買ってくれそうなものばかりです。

◆布団職人 斎藤さんの「おひるねふとん」
綿生地に綿花のワタを入れて作る、昼寝に最適サイズのおふとん作り。

◆竹細工職人 勢司さんの「竹の箸置き」「六つ目編みのかご」
家に向かえれば愛でること間違いなしの竹細工たち。

◆はんてん屋さんの「チクチク手縫い体験」
慣れるととっても便利な手縫いの運針を15種類体験。

詳細はこちらのページへ(はんてん屋 手作り日記)

 

春の筑波山麓を手仕事で楽しみたい方、
もちろん見に来るだけの方もウェルカム。
お待ちしております~

農耕の幕開け

畑に撒く肥料。

今年はたくさん必要なので、ホームセンターの早期予約で買ってみました。
スムーズに買えて値段もちょっとお得。これ便利でオススメです。

いつの間にか芽吹きの春。
ホムセンに行くと、育苗や土づくりに向けて買い物している農家さんたちの姿が目立ちます。

良い季節だなぁとしみじみ。

700㎡の畑には、牛ふん20kg×12袋、苦土石灰20kg×6袋を用意しました。
軽トラ大活躍。(ちなみに初めてのマイカー)

農耕の幕開けは、こんな感じで地味に始まりました。

お金を正しく計算すれば

確定申告を終えました。
この開放感たるや。

今年はちゃんと見てもらおうと、税務署の相談会へ行ってみました。

計算間違ってないかな?と、最初はおっかなびっくりだったが、
無料相談の税理士さんが優しく色々教えてくれた。
(ちゃんと帳簿付けてて良かった)

お陰で来年から郵送で申告する自信もつきました。

雨だし遠かったし寒かったけど、
行って良かった相談会。


お金のことと言えば、今年の備品も色々購入中。

買い物するたびにいちいち帳簿を付けるのは本当に面倒なのですが、
お金の出入りを客観的に見れるようになるのが簿記の良いところ。

簿記を付けるようになってからは、大きな買い物にもそれほど抵抗がなくなり、
必要なものをちゃんと仕入れられるようになりました。
(昔はホントに、『お金を使うこと=悪いこと』と思っていて、買い物が苦手だった)

簿記、様様です。

それにしても、こんなに大量の竹を購入したのは人生初。
長さ2m。直径6分が100本、直径8分が50本。国産材で、油抜き済み。

値段はしめて8万強。我ながら頑張った。
まとめて買った方が安くつくので、ここはぐっと我慢です。

 

ちりとり試作できました

ちりとりころんとできました。

木材100%ちりとりの試作。
形はようやく気に入ったものになってきたので、次はどう量産するかが課題です。

鑿と彫刻刀で削ると、なかなか時間がかかるのです。

片付けの時間

裁縫箱

休日は大抵片付けデーです。

毎日死ぬほど忙しい!!!!というわけではないのですが、
頭が『進め』モードだと、どうにも片づけにマインドが行かなくて。

今日は片付け範囲をちょっと拡大して、趣味の裁縫道具箱に手を付けた。

ついでにずっと作りたいと思っていた針山を作りました。

針山
(左は樹皮、右は竹細工職人さんがやっていたのを真似たもの)

針山って、その健気さがなんともいえず良いですよね。
その身に針を受けて、優しく包み込むたくましさ。
全日本民俗針山博物館なんてものがあったら是非見に行ってみたいものです。

 

種はずし

さて、もう一つのお休み仕事は、進捗約10%。
半合終えるごとに1マス塗りつぶして成果を実感できるようにしていますが、まだまだ道のりは長いです。

指先センサー鑿センサー

ちりとり試作

合間の時間を見つけては、ちりとりの試作をしています。

今まで受けの部分をアルミ製にしたり、渋紙にしたりとしてきたのですが、
やっぱり木100%のを作りたい!と思って試しています。

しかし、刳りもの(木を削って作るもの)は時間がかかる。

形さえ決まればある程度効率的に作ることはできるのですが、
最初は削りながら形を決めていきたいので、原始的な方法で作っています。

鑿で木を削るときに気を付けなければならないのは、逆目にならないようにすること。
木というのは木目があって、上手く削れない方向(逆目)があるのです。

で、削っていて感じるのが、自分の身体が過敏になってくること。
鑿を入れた瞬間に、こっちは削れる、あぁこっちはダメだ、というのが鑿先から伝わってくるのです。

ほうきを作るときも、草を握ったときどれくらいの量を握っているのか、指先が判断しているなぁと感じるときがあります。
指先を通して判断するのではなく、指先自体が反射的にものをとらえている感じ。

まるで指先がセンサーのようになる。
多分立派な職人さんは、この指先センサーがものすごく正確なんじゃないでしょうか。

刳りものは時間がかかって難儀しますが、
木を削るゆっくりとした時間は、そんなことを考えさせてくれるので好きです。