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10月のつくいち

本日はつくいち@つくば市中央公園でした!
お天気に恵まれましたが、暑かった!

7か月ぶり、2回目の出店でしたが、
美味しいお店が並ぶ中の、家族団らんの空間、
紙芝居屋さんがいて、子どもたちが遊べるプレイパークがあり、
そこにいるだけで楽しい、つくいちらしい時間を過ごさせていただきました。

お立ち寄りありがとうございました。

来月の11月4日(日)は、10周年記念の祭りつくいち。
イベントあり、ワークショップありの、いつもと違う特別な一日となります。

私もほうき作りのワークショップを予定いたしますので、
どうぞ遊びに来てください!

 

八百屋になれれば

夏は畑、冬は手仕事。ほうき作りってつくづく季節性の仕事だなぁと思います。

そして採れる素材は年によって変わり、できあがる品物もひとつひとつ微妙に違う。

普通の製造業みたいに安定して、寸分違わず同じものをたくさんお届けできないのが、ほうき作りの悩みどころ。
ではあるのですが、安定しないことを良い方向へのエネルギーに変換できないかと、ちょっと考えるようになりました。

たとえば、八百屋さんみたいに。
「今年は白菜がいいねぇ!」「今の時期はソラマメだね!」「めずらしいのが入ったよ!」

その年、その季節、その瞬間の、良いものを届ける仕事ができればいいなぁと思うのです。
八百屋さんってワクワクしませんか?

 

さて、10月以降の予定も、出展情報ページへ更新いたしました。
秋を一気に駆け抜けたいと思います!

2018.10/7(日)つくいち@つくば市中央公園
10~翌年3月まで、出店を再開いたします!
ほうきのオーダー受付も開始。詳しくは店頭まで。

2018.10/13・14(土・日)工房からの風@ニッケコルトンプラザ
今年は風人として関わり、作家同市のコラボ作品展示や、
子ども向けWS「素材の学校」でほうきの時間を担当させていただきます!

2018.11/3・4(土・日)風の余韻@galleryらふと(未確定)
3日のみ参加予定。詳細は後日。

2018.11/18(日)むかし家事教室@熊谷家住宅
江戸時代の暮らしを色濃く残す文化財「熊谷家住宅」にて、
ほうき作りのワークショップをいたします!

大感動!

カゴアミドリさんで開催された「種から育てる箒 展」
約2週間の会期を無事終えることができました!

企画されたカゴアミドリさんをはじめ、
ご一緒させていただいた松本箒の米澤さん、中津箒の吉田さん、鹿沼箒の丸山さん、
そしてお越しいただきましたお客様に、深く御礼申し上げます。
貴重な機会をありがとうございました!

22日(土)のトークイベントでは、オーナーの伊藤さんのリードで、
それぞれがどんなきっかけで、どういう立場でほうきを作っているのかお話させていただきました。
他の職人さんがどんな背景で、何を背負ってほうきを作っているのか知ることができ、すごく刺激的な時間でした。

米澤さんの「皆で頑張ろうよ!盛り上げていこうよ!」という最後の言葉には、
同業者である私たちを、ライバルではなく仲間として思ってくださっていることに感無量で、
ほんと、じーんときました。

左から、松本箒の米澤さん、フクシマ、中津箒の吉田さん。
(丸山さんは都合によりお休みでした。今回はお会いできませんでしたが、そのうちにお会いできることでしょう。)

仲間がいるって素晴らしい!!

もうすぐはじまります!

収穫後を期間の初めと考えた場合の、今期最初の展示会「種から育てる箒展」@カゴアミドリ、もうすぐはじまります!

先月から、毎日ガンガンほうきを作っています!

カゴアミドリさんのリクエストで、私の作品は白糸に麻の色糸を合わせたほうきがメインになります。
もちろん、いつもの柿渋糸のほうきも持っていきます。

 

さて、今年の穂の出来ですが、体感的に昨年のものより良い草が多いです!

どんな感じかというと、穂一本一本が柔らかいながらもしっかりしている感じ。
軽やかに掃けつつも、頼りがいのあるような草になったと思います。

耕して2年目の土になり、落ち葉を大量投入したこともあって、良い土になった結果なのかもしれません。
収穫は、土の成績発表と言えますね。

同じホウキモロコシの穂でも、育ち方によって微妙に質が変化するのが面白くて、
それで作るほうきもまた微妙に違った個性をまとうのが楽しいです。

作りがほうきの外見だと考えれば、草はほうきの性格と言ってもいいと思います。

 

「種から育てる箒展」では、4つの地域のほうきを一堂にご覧いただけますので、
目で見るだけではなく、是非お手に取って、ほうきの草もみてみてほしいと思います!

ワークショップについてはこちら
トークイベントについてはこちら

工人まつり!!

9・10日、行ってまいりました工人まつり!
開催地は奥会津の三島町。奥、といわれるだけあって、ものすごい山奥にあります。


車で約6時間の道のりを走り、前日に到着。
山があり、水があり、途中はこんな素晴らしい景色も見ることができました(軽トラの車内から撮影)。

宿泊したのは、元中学校の校舎を活用してつくられた森の校舎カタクリです。
Webサイトのトップページにも書いてありますが、とにかくご飯が美味しい場所!
前日夜はこづゆをいただき、翌朝は甘辛く煮つけた車麩をいただき、会津のご飯を堪能することができました。

ちなみに、カタクリの運営は地元の父さん母さんたちがやっているのですが、
工人まつりの日は宿泊客が集中するため、ほとんど寝る間もなく、お世話してくださっているそうです。頭が上がりません。

 

さて、工人まつりの様子は、下の写真は1日目の準備のときのもの。


なかなか本番中は撮影できなかったのですが、すごい熱気でした!
やはり編み組細工を目当てにいらっしゃる方が多かった!


山の恵みに交じって、畑の恵みであるほうきを出店させていただきましたが、
使うことを目的に、じっくり選んでいただく方が多くて、すごく嬉しかったです。

 

2日目は少し余裕ができて、気になるテントを見て回ることができました。


こちらは金山町民芸品創作研究会さんのアカキビほうき。
ハサミが綴じるためのガイドになっていて目から鱗です。


作り手のおじさんは道具作りが好きだそうで、いろいろと見せていただきました。
見たことない道具ばかりで、もっとお話が聞きたかった。

作り手との出会いがあるのも、工人まつりの面白いところだと思います。
会いたい人に会えて、思いがけない人にも逢えて、夢のような2日間でした!
ありがとうございました!

また来年も、この場所に帰ることができたらいいなぁ。

憧れの地へ

来週末の9・10日(土・日)は、福島県奥会津 三島町の「工人まつり」へ出店いたします!

工人まつりの思い出は、話すと長くなりますが、
初めて訪れたのは今から7年前の、私が大学3年生のときでした。

まだほうき作りなんていう手仕事が存在していることすら知らない若者でしたが、
工人まつりを見学したとき、直感で、

あ、自分は工人になりたい、なるんだろうな
何年後になるかわからないけど、ここに出さなきゃ、ここが目標だ

という願望のような、使命感のようなものを感じたことを覚えています。

工人まつりを行っている三島町は、昭和56年から「生活工芸運動」を掲げて、
まちを挙げて、町民全体で、土地に根付いた手仕事に励み、継承している場所です。

その心を表す三島町生活工芸憲章は、いつ読んでも心に刺さります(是非こちらのページでご覧いください!)。

わら細工、編み組細工。奥会津という場所で暮らすために生み出されてきた生活道具がずらりと並ぶ工人まつり。
そんな場所に、仲間入りできることになろうとは。

手仕事、ということをあらためて噛みしめながら、
大切に、この2日間を過ごしたいと思います。

行ってきました蛙市

ゴールデンウィーク、行ってまいりました蛙市。
車で5時間弱の道のり、遠かったけど楽しかったです。

蛙トープさんはこんなところ。
空気がとても澄んでいて、夜はその名の通り蛙の合唱を聞くことができる、綺麗な場所です。

ありがとうございました!

明後日は群馬へ!

明後日は 蛙市@蛙トープ に参加します!

春の蛙市2018
2018/5/4(金)10:30~16:30
詳細は↓↓↓
https://kaeru-top.wixsite.com/kaeru/single-post/2018/04/06/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%9B%99%E5%B8%82-%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%98

ほうき作り、実演やります!

 

お天気はちょっと心配ですが、当日はなんとなく晴れる気がします。
根拠はありませんが、ゴールデンウィークなので、きっと。

私も観光気分で楽しむつもりです。
(イベントはもちろんのこと、道中に寄るつもりの焼きまんじゅう屋が地味に楽しみだったり)

ではでは皆さま、ゴールデンウィークは蛙トープでお会いしましょう!

今年の工房からの風

昨年、登るべき頂(!!)だと思って挑戦した「工房からの風」。
今年は、「工房からの風」を一緒に作っていく出展経験者「風人(かぜびと)」として関わらせていただくことになりました。

先週から土日の4日間、galleryらふとにて開催いたしました「風のケミストリー」は、そんな風人の中から10名の作家が集った展覧会でした。

お越しいただきましたみなさま、ありがとうございました。


片道約56kmの道のりを毎週軽トラで通って、
慣れない道が通い慣れた道となり、
ほかの風人さんたちやスタッフさんたちとたくさんお話ができて。

風人のみなさんの仲間に加わり、
また「工房からの風」に関わらせていただけるのだなぁと、
しみじみ、しみじみ、帰りの車の中で噛みしめておりました。

今年の「工房からの風」にはどんな出展者さんたちが集まり、どんな空間が生まれていくのか。
昨年とは違った立ち位置で、あのドキドキわくわくの瞬間に立ち会えることが、嬉しくてなりません。