お客様からのご依頼で、長ほうきの穂を総入れ替えする修繕を行いました。

約5年、お仕事で毎日使われたとのことで、穂先は10cm以上すり減っていました。
こんなにすり減るほど使ってもらえて、このほうきのなんと幸せなことでしょう。
嬉しい気持ちを胸に、丁寧にほどいて穂を外し、新しい穂に挿げ替えました。


新しい穂も、またたくさんすり減らせていただければと思います。
お客様からのご依頼で、長ほうきの穂を総入れ替えする修繕を行いました。

約5年、お仕事で毎日使われたとのことで、穂先は10cm以上すり減っていました。
こんなにすり減るほど使ってもらえて、このほうきのなんと幸せなことでしょう。
嬉しい気持ちを胸に、丁寧にほどいて穂を外し、新しい穂に挿げ替えました。


新しい穂も、またたくさんすり減らせていただければと思います。

カゴアミドリさんにて開催の「ほうき展」、本日より始まりました!


右を見ても、左を見てもほうきだらけの空間!
今回は松本箒の米澤さんとの2人展ということで、つくばと松本、もっとも対照的な性格のほうきを比較しながらご覧いただけると思います。
といいますのも、今年松本の種をいただいたので少し育ててみたのですが、同じ環境で育てたにもかかわらず、草一本を取ってみても性格がまるで違うんです!
髪で例えるなら、松本種は日本人らしい重めで艶やかな黒髪、つくば種は毛先が細く軽やかな猫っ毛。
どちらもしなやかであることは変わりないのですが、掃き心地もかなり違うと思うので、実際に持って掃いて、好みの質感のものを選ぶのが良いと思います。


さらに今回は、陶器の福山菜穂子さんとのコラボ品も納品させていただきました!
コーヒーブラシと一緒に、ティースプーンやマドラーなんかを立てておきたくなる器です。
(一個一個微妙に表情が違うので、器に合わせてコーヒーブラシを作るのがとても楽しかった!)
当方在店は、16日(木)と19日(日)となります。
2週間、よろしくお願いいたします!
ほうきの柄に虫食い穴が開いたら、はたして修理はできるのだろうか?
先日、うちのほうきの柄から、タケトラカミキリが羽化してきました。
専門の竹屋さんから買って、切り出しの際は虫食いの跡がないか確認して、さらに制作前には再度油抜き(加熱)もしている竹の柄から生きて出てきたなんて、なんて幸運なカミキリでしょう。
と呑気なことは言ってられません。
ちゃんと確認対策していても、化学塗料のようなものを使っていない竹ですから、
後から虫がついてしまう、なんてこともあるのでしょう。
でも、殺虫剤やニスのような塗料は使いたくない。
というわけで、万が一柄に虫食い穴が開いたら修理できるのか、検証してみました。
こちらがタケトラカミキリ君の出現場所です。

まずは薄皮一枚になっているところを剥がします。

竹の穴は竹で塞ぐのが一番!ということで、
竹粉と米糊を混ぜてパテを作ります。

米糊は乾くと痩せるので、数回に分けてモールドしていきます。

乾いたらナイフで削ってヤスリがけして、
竹の形にぴったりになるようにします。

和紙を貼って、漆を塗って仕上げました。

遠目ではそういう模様かな?と思えるくらいにはなります。
(漆かぶれが心配なので、一般の方へ供する場合は、柿渋で仕上げることになるかと思います。)
消耗品であるほうきをここまでして補修する必要があるのかと言われると、
大して必要ないのかもしれません。
でも、古来日本では道具を100年大事に使うと付喪神が宿るという話です。
もし思い入れのあるほうきの柄に穴が開いてしまった、
というようなことがございましたら、お気軽にご相談いただければと思います。
2019.11/9・10(土・日)開催のつくばコーヒーフェスティバルには、
ちょっと変わった形で参加します。
大学時代の後輩、ふくちゃんこと福山菜穂子さんとのコラボ出店です。
その名も、 道具制作ユニット ”コーヒーの道具 no mi chi”
福山さんは、”風景を生む陶器”を表現テーマに活動する作陶家さんです。
“風景を生む”ってどういうこと?と思われる方へ。とりあえず次の写真を見てください。

可愛い!可愛くないですか?
いつものコーヒーブラシが違って見える。ひとえに器の魔力です。
(ちなみに私は、福山さんの文鎮と漏斗の隠れファンです)

コーヒーフェスでは、このようなコーヒー周りで使える小さなほうきと、コーヒー生活を彩ってくれる陶器たちを組み合わせて展開します。
お気に入りの一組を見つけていただければ幸いです。
先月、私のほうきがイギリスに旅立ちました。
ロンドンにあるFoundland.shopさんが、ほうきを求めて工房まで来てくださったのです!
きっかけは一通のメールからはじまりました。
“あなたの製品を購入したいと思うかもしれません。”
はじめての英語メールのやり取りに正直ビビりながらも、
『「その日暮らし」の人類学』という本で読んだ、
「アフリカ人は中国での商品買い付けを、ジェスチャーと電卓のみで行う」
という事実を胸に、“是非いらしてください!”とメール送信。
当日は駅で待ち合わせ。
どんな方がいらっしゃるのか今までにない種類の緊張を感じておりましたが、
いらっしゃったのはハツラツとした良い感じのご夫婦。
合った瞬間交わした笑顔で、一気に安心したのを覚えています。
しかしながら、こちらは英語カタコト。そしてあちらも日本語カタコト。
お互い言いたいことはあっても、言葉で伝えるのには一苦労。
でも現代のテクノロジーは凄くて、お互いスマホの辞書を翻訳を片手に、話す。
コミュニケーションは80%くらいは成立していたと思います。
無事、ほうきたちも旅立っていきました。
海外は台湾しか行ったことのない自分としては、なんだかほうきに先を越された気分ですが、そのうち後を追って、憧れのロンドンへ行ってみたいと思います!
ロンドン、大好きな画家ターナーの国ですよ!いいなぁ。
昨日今日は、「職人の庭」@乙女のつくば道 でした!
少し気温が低くなった2日間でしたが、いらっしゃる皆さまの暖かさに支えられて、無事終えることができました。
お越しいただきました皆さま、ありがとうございました。




藍染糸で編むほうきのWSでは、今回は練習パートからスタートして、しっかり手の使い方を覚えていただきました。
半割のカラを編むのに苦戦される方が多かったですが、皆さんそれぞれのほうきを完成させていただくことができました!

WS中にはこんな風景も。
(ジョウビタキ!参加者さんが発見されました!)
自然が近くて風景が豊かなのも、つくば道のいいところですね。
来年は、少し外も歩いてみたいなぁと思います。
藍染作家の藍染風布さんに、ほうきの編糸を染めていただきました。

藍染風布さんは、“天然藍灰汁発酵建て(てんねんあいあくはっこうだて)”と呼ばれる、昔ながらの手法で藍染をやっている藍染屋さんです。
昨年の「職人の庭」@乙女のつくば道 をきっかけに出会ったのですが、
伝統を大事にしつつも軽やかな作品作りをされている姿に魅せられて、糸染めをご依頼させていただきました。

仕上がりはこんな感じ。ほうきの草に藍染の青がよく生えます。
誰かが丹精込めて作ったものを使ってものづくりをすると、素材から作者の気持ちが流れてくるような感じがして、いつもとちょっと違う心持になります。
これぞコラボレーションの醍醐味でしょうか。
藍染糸のほうきは、今年の「職人の庭」にて初お披露目予定。
同時に、風布さんの藍染糸で編むほうきのWSも開催いたします。

竹にはりきゅう、ほうき、布団、針仕事、そして藍染。
六種の職人による手仕事三昧な2日間をお送りいたしますので、是非遊びに来てください。
島根の熊谷家住宅さまよりオーダーいただいていたほうきを、本日発送いたしました。
年末にオーダーいただき、約2か月。大変お待たせいたしました。
配属部署は熊谷家住宅の階段ということで、
長さ62cm、幅20cmの指定でお作りさせていただきました。

知り合いからもらった『れんこん段ボール』がぴったり。
茨城らしい良い梱包となりました。
本日つくいちでした!
お立ち寄りいただきました皆さま、ありがとうございました!

大人も子供も交じりあって、のんびりと過ごす日曜日。
ほうき越しに見るこの風景、好きです。
今日は私も色々お買い物を楽しませていただきました。
買うときにはお店の人と必ず会話があって、そこで見える発見があり、
顔の見える関係性の中で取引が行われます。
出店者とお客さんが地続きに繋がっているのが、つくいちらしさで良いなぁと思います。
きっと昔の商店街ってこんな感じだったんだろうな、と、
平成生まれの自分は想像するしかないんですが、
今日はじんわりとそんな気持ちが流れ込んできました。

ちなみに、ほうき号で移動するときはこんな感じになっています。
派手。
昨日は2019年最初のつくいちでした!
極寒をふるえて耐え忍ぶ出店になるかと思っておりましたが、
太陽があたたかく見守ってくれて、賑わいのある一日となりました。
お立ち寄りくださった皆さま、ありがとうございました。
さて、今回の出店から自転車販売となりました。

自分でいうのもなんですが、ほぼイメージ通りで大満足の出来です。
(「サーカスみたい!」とコメントいただき、すごく嬉しかった)

積載量も十分!
運転時は若干重さに引っ張られる感じがして、坂道などは苦労しますが、
重さの原因は什器や看板なので、工夫次第でもっと快適になりそうです。
お天気さえ良ければ、どこでも走っていきたいと思います。