来週から始まるカゴアミドリさんの『それぞれの箒 展』、
職人それぞれのミニトーク開催が決定いたしました!
新型コロナ感染防止に十分な対策を講じながらの開催となります。
お客様にも各種ご協力いただくことになるかと存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
詳細情報、お申し込み方法は、上記リンク先をご覧ください!
来週から始まるカゴアミドリさんの『それぞれの箒 展』、
職人それぞれのミニトーク開催が決定いたしました!
新型コロナ感染防止に十分な対策を講じながらの開催となります。
お客様にも各種ご協力いただくことになるかと存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
詳細情報、お申し込み方法は、上記リンク先をご覧ください!
夏の収穫が終わり、只今全力疾走で制作をしています。
次の展示は、カゴアミドリさんの企画『それぞれの箒 展』。
4人の箒職人の”個”に焦点を当てた展示会を企画していただきました。
3年目となるカゴアミドリさんでの箒展ですが、
なんといっても今回は、ライターのウィルソン麻菜さんとフォトグラファーの小山加奈さんを交えたオンライン連載企画『箒をつくる人たち』がスペシャルです!
―連載企画『箒をつくる人たち』―
1)8/18(火) 長野・松本箒 米澤資修さん
2)8/21(金) 栃木・鹿沼箒 増形早苗さん
3)8/25(火) 神奈川・中津箒 吉田慎司さん(取材地:北海道)
4)8/28(金) 茨城県・つくば箒 フクシマアズサさん
ウィルソン麻菜さんは、昨年 種から育て、編み上げる 手仕事あふれる箒職人の日常 | 未知の細道 を執筆してくださったライターさんで、
手仕事、ものづくりのこと、そして人物に迫るヒアリングがめちゃくちゃ上手い方です。
今年7月、『箒をつくる人たち』のために再び取材していただいたのですが、未知の細道の取材のとき以上に色々引き出してくださいました。
他3名の職人さんがどんなお話をされたのか含め、記事を拝見することがとても楽しみでした。
フォトグラファーの小山加奈さんは、猪苗代で「写真家」として活躍しながら、材料栽培から箒作りも行っているパワフルな人。
人物(特に表情)を捉えるのがとっても上手い方なので、職人それぞれの”姿”も、記事と併せてご覧いただけることでしょう。
半年以上かけて構築してくださった、とても楽しみだった企画展なので、俄然制作にも気合が入ります。
連載記事に見劣りしないように、作品作り頑張ります!
梅雨の長さに苦しみましたが、ひとまず夏の収穫作業が終わりました!




梅雨が一向に明けないときは、収穫したくてもできなくて焦りました。
雨が多くて養分が流されて、日照時間も少なく、根元からは腐ってきて…。
あの畑の嫌われ者メヒシバが赤く枯れてしまうような気候です。全滅にならずに済んだことにひたすら感謝感謝。
とはいっても、日当たりの悪いところの株はほぼ採れず。
例年より3分の2ほどの収量となりました。
だけど、採れた草の質は、とても柔らかくて良い!
曲がっていたりしてちょっと扱いにくいものもありますが、工夫して良いほうきに仕上げてやるぞと意気込んでいます。せっかく採れた草ですから、腕の見せどころである。
総評としては、
【草質】 ★★★★☆
柔らかくて揃っている草が多い。今年は特にしなやかなほうきになりそう。
【草の傾向】 ★★★☆☆
ブラシ向きの小さな草が多め。大きいほうきは数量限定になりそうです。
【収量】 ★★☆☆☆
一番穂は3分の2に減少。二番穂に期待。

最初に刈った場所からは、もう新芽が生えてきました。
いつもは秋に向けての制作でなかなかか手を入れられていませんでしたが、
今年は追肥もしっかりやって、しっかり育てていきたいと思います。
ほうきの柄に虫食い穴が開いたら、はたして修理はできるのだろうか?
先日、うちのほうきの柄から、タケトラカミキリが羽化してきました。
専門の竹屋さんから買って、切り出しの際は虫食いの跡がないか確認して、さらに制作前には再度油抜き(加熱)もしている竹の柄から生きて出てきたなんて、なんて幸運なカミキリでしょう。
と呑気なことは言ってられません。
ちゃんと確認対策していても、化学塗料のようなものを使っていない竹ですから、
後から虫がついてしまう、なんてこともあるのでしょう。
でも、殺虫剤やニスのような塗料は使いたくない。
というわけで、万が一柄に虫食い穴が開いたら修理できるのか、検証してみました。
こちらがタケトラカミキリ君の出現場所です。

まずは薄皮一枚になっているところを剥がします。

竹の穴は竹で塞ぐのが一番!ということで、
竹粉と米糊を混ぜてパテを作ります。

米糊は乾くと痩せるので、数回に分けてモールドしていきます。

乾いたらナイフで削ってヤスリがけして、
竹の形にぴったりになるようにします。

和紙を貼って、漆を塗って仕上げました。

遠目ではそういう模様かな?と思えるくらいにはなります。
(漆かぶれが心配なので、一般の方へ供する場合は、柿渋で仕上げることになるかと思います。)
消耗品であるほうきをここまでして補修する必要があるのかと言われると、
大して必要ないのかもしれません。
でも、古来日本では道具を100年大事に使うと付喪神が宿るという話です。
もし思い入れのあるほうきの柄に穴が開いてしまった、
というようなことがございましたら、お気軽にご相談いただければと思います。
自分のやりたいことって、わかっていてもわからないものです。
なんとなくもや~っと頭や心の中に漂っているのですが、言葉にできるくらい理解することはとても難しい。
それは雲を掴むよう。
過去に歩んだ道や今現状を取り巻く環境、問題意識、等々、いろんなものが絡み合っているから、それを掴むには、ひとつひとつを丁寧に解きほぐしながら理解していくことが必要になります。
そしてやりたいことをシンプルな言葉にできたときこそ、「わかった!」となるのではないでしょうか。
言葉にできたら、「なんだこんなことだったのか」と思います。
それはそう。前から知っていたことなのですから。ただ言葉にできるほどはわかっていなかったというだけで。
私が手仕事においてやりたいこと。それは、
「伝承工芸」
でした。
伝承工芸とは
・民話的なものづくり
・個人から個人へ、世代から世代へバトンタッチされる
・政治的な枠組み(血縁、地域、会社 等)に囚われない
・時代、風土、環境に合わせて柔軟に変化するものである
・変化しながらも残るものこそ、そのものの本質である
・伝達の間で伝えきられなかった部分は、伝承者がその鍛錬を以って補うことができる
・大学のように閉じられていて開かれている
・学問的姿勢を大切にする
・その時代に生きる人々、また次の世代に生きる人々が、背筋を伸ばした幸福を享受することを願う
・ものがすべてを語るくらい、含みを持ったしなやかなものを作る
ひとまず言葉にできたのはここまで。
工芸やクラフト、手仕事についてあれこれもやもやしていたものが晴れた。
わかったからといって実現できたというわけではありません。
何かが変わったというわけでもありません。
作品も、変わっていません。
それは、北極星のような道しるべを、彼方に見つけたに等しいです。
さあ今から、「伝承工芸」に向かって、進んでいきます。
来週の6/22(月)から、つくばの北条にある
カフェポステンさんの展示会に参加させていただきます。
6/22(月)~7/5(日)(30日はお休み)
11:00~18:00
同じ大学出身で竹をやっている橋本千菜美さんとの2人展を企画していただきました。
千菜美さんは、その繊細な仕事とは裏腹、竹を伐ってひごを作るところからやっているパワフルウーマンです。
畑をやっている身としては、近いものを感じずにはいられません。
ほうきに竹、作品の素になっている”素材”についても、是非注目してみてほしいと思います。
前半一週間は、お2階でヤンマ産業さんの受注会も開催中となっております。
受注会につきましては、初日と週末はコロナ対策のため予約制とのことですので、
ご来店の際はポステンさんのブログをご覧くださいませ。

無事発芽をして、少雨や強風にも耐えて育ってくれているほうきたち。
本日、間引きが終わりました。


6月なのに、連日30℃超の日々。
いやぁきつかった。早起きが捗ります。
明日から草取りですが、しばらくは気温が低いようでよかったです。
それにしても、今年も雨が少ないですね…
石灰撒いて、耕して、
硫安撒いて、耕して、
2020年の種まきが幕を開けました。



この時期は毎日のように、お天気アプリと睨めっこです。
雨の予報に一喜一憂。降って欲しいときになかなか降ってくれないのが雨。
雨が少なくても、頑張って出ておいで!芽!
はんてん屋さんのオンラインストアにて、期間限定「職人の庭」セット販売が始まりました!
https://www.hantenya.jp/SHOP/1123574/list.html
竹、ほうき、布団、靴下(デザイン)、真綿、綿入れ、などなど、
各種職人たちのアイテムがセットになって届きます。
アイテム数はこれから増えていく予定だそうです。
(「職人の庭」全部セット、もあるかも!?)
誰かや自分へのプレゼントに、是非ご利用くださいー!
先日、国立のカゴアミドリさんにほうきをお送りいたしました!
納品したのは「ハマグリ型」手ほうきの中サイズです。
以下のリンク先にて、写真付きで詳しくご紹介いただいています!
(文字と写真の情報だけで、素材感、使用感が伝わってくる構成になっているので、すごいなぁと思う)
ほうきは、同店のオンラインショップでもお求めいただけますので、
是非覗いてみてください!