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ほうき、収穫!!

苦節65日、遂にほうきの収穫を行いました!

収穫

ようやく梅雨も明けてくれたようで、天気は収穫日和。
夏のキツイ日差しも、ほうきを前にすると有難く感じます。

作業は朝6時からスタート。まずは刈り取り。

ほうきの刈り取りには、鎌なんかの道具は使われません。
右手で穂を持ち、左手で葉っぱを持って、裂くような感じで折り取ります。

『パリッ!』という音がとってもフレッシュで、みずみずしくて気持ち良い作業です。

脱穀

収穫を終えたら、次は脱穀。

某オークションサイトでゲットした足踏み脱穀機が活躍してくれます。

勢いよく踏み込むのが脱穀のコツ。
良い具合にお尻の筋肉が鍛えられるかも。

束
茹でる

脱穀したら根元を切り揃え、そして鍋で2~3分ほど茹でます。
茹でることで、ほうきのアクを取り除き、中に棲む虫も殺してしまいます。

乾燥

あとは天日で2~3日の乾燥。
アスパラガスのような鮮やかな緑もこれで見納めです。

今回の収穫は、大学の後輩たちが手伝いに来てくれたので、とってもスムーズに終えることができました。(みんな、ありがとう。)

去年に比べたら、体感で収穫量は4倍ほど。

今持てる土地と力で、「やったぞ!」という気持ちと、
「こんなもんか~」という気持ちが同時に感じられますが、

無事収穫できたことは、本当に本当によかった。

これから畑の片づけ、二番ぼうきの栽培、来年まく種の収穫など、まだまだ農作業は続きますが、
ほっと一息、収穫ができた喜びを噛みしめたいと思います。

 

悪夢再来か

穂も出揃い、いざ収穫をしたいのだけれど、
天気が不安定で悶々と過ごしています。

ほうきの収穫⇒乾燥には、太陽の力が不可欠。
晴れの日に限って仕事があったり用事があったりで、なかなか収穫に踏み出せずにいます。

出揃ったほうき

さて、今日は師匠が畑を見に来てくれました。

穂の状態を見て、ちょっと栄養が足りなかったかなぁ、と師匠。
穂に芯立ち(節のあるもの)が多いのは、栄養不足が原因らしいです。

うーん、2回目の除草のときに追肥をすべきだったか。

基本的な栽培手順は分かっていても、その通りにやれば良いというわけではない。
教えてもらった方法を実践したからといって、上手くいくとは限らないのが栽培の難しいところ。

でも、それが自然界を相手にしているということあり、ものづくりの一番の醍醐味でもあります。

芯立ちは芯立ちで、小さいほうきを作るのに使えるそうなので、
適材適所の心で、今年の草に合わせたほうきの形を作っていきたいと思います。

そんな決意を抱いているときに、見つけてしまったもう一つの自然界の脅威。

アブラムシ発生

昨年思いっきり苦しめられたアブラムシが、また発生していました。

幸い今年は種まきを早めたので収穫する分には影響なさそうなのですが、種採り用の株には広がってしまう可能性あり。
アブラムシ対策、早急に取り掛からねば。

もうすぐ収穫

出穂続々

ぞくぞくと出てきています。

ちょっと節のある穂が多いですが、出来はそこそこ。
昨年の大失敗に比べたら、良い草が採れそうです。

全体的に穂が出揃って、お天道様が毎日顔を出すようになったら、いよいよ待ちに待った収穫です!

ほうき、出穂

キジ

キジに

カエル

カエルに

畑に行くと、こんな奴らとも出会えたりします。

そして、

出穂

遂にほうきの穂が顔を出しました。

出穂と書いて、「しゅっすい」と読むらしい。初めて知った。

種まきからは約50日。
今年は急に暑くなったためか、思っていたよりだいぶ早いです。
ちゃんと穂はたわわに実っているだろうか。

ちょっと心配ですが、何事も産むが易しの精神で、
採れた草でできるほうきを作ります。

 

ほうき、穂が出るのを待つばかり

雑草みたいだった頃の姿は見る影もなく、遂に方の高さまで伸びました。

ほうきの海

ここまで来ると、ホウキモロコシという名前通り、トウモロコシに似た姿を見せてくれます。

草に分け入ってみると、なんだか海を泳いでいるような、
緑の波にぷかぷか浮いているような、
落ち着くけれどちょっと不安な、そんな気分になれます。

止め葉

下から9枚目くらいの葉っぱは止め葉(トメッパ)といって、
その葉っぱの次に穂が出てくるそうです。

数えてみたら、葉っぱは全部で10枚ありました。

茎の途中は膨らんでいて、この場所に穂が眠っています。
あと1週間以内に、穂の先っちょを拝むことができるでしょうか?

 

ほうき、さらに成長中

暑い!暑い!暑い!
畑に出るには辛い季節になってしまいました。

強烈な夏の光の中で、ほうきたちは更なる成長を遂げようとしています。
背丈は腰の高さに。

ほうき成長中
ほうきとわたし

今日も雑草取り。
畑の周りの雑草を刈っていると、色んな生き物に出会います。

ぴちぴち新鮮なミミズくん。
去年はあまり見かけなかったのに、今年は草を刈れば何十匹と出会います。
土が良くなっている証拠でしょうか?

緑に映えるテントウムシくん。
去年はアブラムシに酷い目にあわされたので、君にはとっても期待してます。

丸々太った青虫くん。
君は水ナスの葉っぱをたらふく食べた。
食べた分だけ、綺麗な姿で羽化してください。

色んな生き物に会えるのも、畑をやっていて楽しいところです。

成長の比較

ちなみに、先日まいた種も無事発芽しました。(写真の右下)
これが約1か月の成長の差です。

追加の種まきと土寄せ

ジャガイモたっぷり採れました。

ジャガイモ

ということで、跡地は石灰を入れて、追加でほうきを育てることにしました。

追加の種まき

約1か月遅れの種まきで、どれぐらい成長に差が出るか楽しみです。

最初にまいた草は、高さ50cm程になりました。
大きくなったのは嬉しいが、風を受けて倒れたものもしばしば。

倒れたほうき

倒れたままにすると曲がった草になってしまうので、
面倒でも一本一本起こしてやらねばなりません。

手間のかかる子たち、でもそれがかわいい?

下の土を手で固めるだけでは埒が明かなかったので、
鍬で全部土寄せすることにしました。
雑草も一掃できるから、一石二鳥である。

日が暮れたから続きは明日、と言いたいところだったが、明日の天気は雨。
全部終わらした方が後が楽!ということで今日は真っ暗になるまで頑張りました。

夜の畑

これでまだ倒れるようなら、トウモロコシのように紐で支えてやろうと思います。

梅雨の畑

お出かけするには鬱陶しくても、ほうきの成長にとっては嬉しい雨。

梅雨のほうき

ほうきに負けじと勢いづいてきた雑草を抜きながら、
今日は倒れてしまった株を起こしてきました。

今のところは順調、順調。

ちなみに、野菜の方はもうこんなに。
今年も楽しい夏になりそうです。

ミニトマト
ナス
キュウリ

ほうき、間引き

間引き中

日に日に緑の密度が上がってきています。でもまだ見た目は雑草。
今日は一気に間引きをやりました。

5枚葉

間引きの合図は、草の葉っぱが5~6枚になったとき。

株間3~5cmに、弱弱しいものから抜きつつ雑草も一掃していくのですが、
気を抜くと、残すべきほうき草も抜いてしまいそうになります。

集中力と判断力が要求される、気分はシューティングゲームである。

手袋型の飛行船がほうきの銀河を駆け抜ける、
そんなヘンな想像をしながら、約4時間で作業は終わりました。

夕暮れほうき畑

夕暮れのほうき畑も良い色です。

 

 

ほうき、成長中

種まきから16日目のほうきたち。写真は今日の様子です。

芽吹いたほうき
ほうきの芽

およそ雑草にしか見えないですが、これがほうきの芽なんですよ。

あと一か月半もすれば、私の背丈を超えます。
植物の成長の早さは本当に驚異的。容赦ないです。
それだけ土と水と太陽のエネルギーはでっかいってことなんだろうな。

このまま順調に、すくすくと成長してくれることを願います。